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ラスベガスでレスポールをゲットの巻 [音楽機材]

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 ラスベガスといえば、ギャンブルも有名だが、音楽も有名。有名アーティストのライヴ公演から、5つ星ホテルで実施されているミュージカル・ショー、大型アーティストのライヴが頻繁にあるクラブなど、街のいたるところが音楽だらけ。そんなラスベガスに2012年のクリスマス直前にひょんなことから行くことになった。

 で、まあ、僕はギャンブルはしないんだけど、ラスベガスは楽器屋がいい感じだろうと勝手に考え、何か欲しいものはなかったかと心の中をサーチ。まず最初に思い浮かんだのはLine6社のJTV59(http://jp.line6.com/jtv-59/)。この楽器はVARIAXというもので、レスポール型のエレクトリックギターなのに、モデリングされたビンテージ・エレクトリックギターの音色が18種類、アコースティックギターなどの音が10種類出るだけでなく、さらには様々な変則チューニング(OpenGなど)が瞬時に切り替えられる最先端ギター。これが約1500ドルほど。うーん、と唸りつつ、さらに心の中をサーチすると、長年のヒーローであるフランク・ザッパ様が名盤「Shut Up 'n Play Yer Guitar」のジャケット写真でピアノの前で弾いていらっしゃるあのレスポール・カスタムも、異常にかっこいい。さっそくネットで調べてみるとだいたい2500ドル〜3500ドル近辺。で、よーく考えてみるとJTVはいくら最先端とはいえ偽物。やっぱりここは本物を買おうということで、ネットでラスベガスのギターショップが在庫する中古レスポール何本かをメモっていざ渡米。

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 到着翌日にさっそくレンタカーを借りる。ハワイでは運転したことあったけど、アメリカ本土では初の運転ということで、ビビリまくり。駐車場から出すだけでビビリ、右車線走行にビビリ、対向車線に車がくると大騒ぎ。右折左折はもちろんビビりまくり。挙げ句の果てには、走ってたらフリーウェイに入ってしまいさらにアセりまくる。「もういいや」と謎の覚悟を決めつつハンドルを握りしめ楽器店へと。
ちなみに借りたのはブルーのマスタング(コンバーチブル)。いい車だったー!

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 まず最初に到着したのはギターセンター。ここは総合楽器店。日本でいうイシバシ楽器のようなもの。ただし、敷地面積はそうとうデカく、ギター、ベース、アコースティックギター類、シンセ、プロオーディオ、PA関係と、もの凄い充実ぶり。ここはギター関係のTシャツなんかもたくさんあった。が、ここでは何もかわずに見ただけ。唯一気になったのは、フェンダーメキシコ製のフロイドローズが搭載されたストラト。たしか300ドルくらいだったような。あとマーシャルの新しいギターアンプ(50周年も出るのDSL 1W)が展示してあったなあ。

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 次にビビりながらマスタングをドライヴして行ったのがサムアッシュ。ここも非常に大きな楽器店で、店内にはステージまである。ここも楽器関連は一通り揃う品揃え。ここはギブソン、エピフォンが大充実。で、ここでは日本でネットで調べていったレスポールをいくつか問い合わせ。1599ドルのスタンダード・ゴールドトップは売れてしまったみたいだが、3199ドルのレスポールカスタム(1980年・チェリーサンバースト)、3599ドルの同じくチェリーサンバーストのレスポールカスタム(1978年)を試奏。80年と78年のレスポールカスタムはどれもいい音だった。

 いちおう比較検討のために、ラスベガスでは評判のいい中古専門店であるCowtown Guitarも偵察に行く。ちょっとマイナーな地域だけに安全面もビビリながら、ちょっとだけ偉そうにお店の正面に「路上駐車」などして店内をチェック。ここはかなりいい感じの中古店、シモクラセカンドハンズのような感じか。おもむろにFender champなど置いてありギブソンのフルアコで試し引きしているブロンド兄ちゃんも激巧い。ただならぬ雰囲気と、ターゲットである手頃なレスポールがなかったので退散。サムアッシュに戻ることに。

 サムアッシュに戻り、3000ドルのレスポールをどうしたものか悩む。どうしても自分に「鑑識眼」がないのが気になる。全体的な相場感、程度の見極め等などまだまだレスポールに対する知識がない。そんな状態で3000ドル以上の買い物をすることに抵抗を感じ、考え方を変えることに。
 新たなターゲットは最新のレスポール。もちろんアメリカ製のもの。で、買うことにしたのが発売したばっかりの2013年モデルGibson Les Paul Signature “T”(2013年1月上旬現在、日本未発売。http://www2.gibson.com/Products/Electric-Guitars/Les-Paul/Gibson-USA/Les-Paul-Signature-T.aspx)。これは従来のレスポールに対し、ロック式のペグ、薄いネック、軽いボディ、コイルタップスイッチなど、数々の点でモダン化がはかられている。まあストラトでいうところのDeluxe Playerシリーズのようなものか。色はゴールドトップ。車みたいでかっこいい。これが新品3199ドルから店頭プライス2000ドルのところをサムアッシュの兄ちゃんが200ドルまけてくれて1800ドル。これで決定。試し弾きをしてみると、なにやらリアピックアップの出力がフロントにくらべて低い。これはどうしたものか調べてもらいつつ(結局問題なかった)、決済をしようとすると、僕のクレジットカードが自動でプロテクトがかかり使えず(高額なため)。あわや、ゴールドトップ持ち帰り不可能か?と危機を感じるも、別のカードで無事に決済出来、新品のレスポールをマスタングに積んで楽器屋を後にしたと。

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 ちなみに番外編ですが、楽器屋さんに行くときにVAN HALENのTシャツを着ていたのですが、これのおかげでやけに店員が僕の好みをわかってくれてよかったです。ヴァン・ヘイレン話も盛り上がるし、ギターもフロイドローズ付きのレスポールを試奏させてくれようとしたり、、、、

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